年間行事
修験道・山伏
■副住職・村上圓信師が先達となり体験者を導きます。
体験できる内容は体験者の希望・天候により異なりますが、いずれも本来の自分を取り戻すきっかけとなります。
【修行体験の流れ(一例)】
先達ははじめに体験者希望者から、なぜ修験道の体験を必要としているのかを聞き取り、その人にとってどんな修行が適切なのかを判断されます。
多くの場合、修行は「滝行」から始まります。
人は本来、仏様と同じ仏性(本性)を持っているというのが本山修験宗の考え方。なのに生きているうちに濁ってしまう。その濁りを晴らす禊が滝行です。
「三時勤行」は朝・昼・晩、日に三度行うお勤め。
食事にはお寺の畑で採れた野菜を使った素朴な精進料理をいただきます。食事も修行の一環として体験者が自ら用意し、後片付けも行います。
「峯入り」では山伏装束に着替え、急な斜面や崖をよじ登り、祀られている石仏に向かい、自然の声に経典を見出し、心身を錬磨します。ご神体である山でなければ受け取れない力を里に持ち帰り、自分のため、他人のために、活かします。
【概要】
<日時>通年(但し、お寺の行事があるときを除く)
<料金>1泊2日/21,000円、2泊3日/31,000円
※滝行・峯入りは装束クリーニング代として別途3,000円必要です。
<宿泊施設>信徒会館
<持ち物>バスタオル、フェイスタオル、履きなれた靴、長袖、長ズボン、長い靴下、リュックサック、帽子、手袋、レジャーシート、使い捨てカイロ、シーツ、女性は白いTシャツ、など
火渡り修行
■年に1度開催。
「火渡り」は無病息災を祈り、燃え盛る火の中を渡る荒行。様々な悪因縁を焼き払います。
三重院の火渡りは護摩壇の長さが6メートルもあり、厳しい行事として有名です。
<開催>毎年5月4日
<料金>3000円~
初護摩
毎年2月8日開催
月例護摩供
毎月8日開催